接骨院開業のため、最初に必要になるのは店舗です。
東京の物件探しは文字通り争奪戦でした。
私は「絶対地元で開業したい!」などの
こだわりがなかったので23区内でいいところがあれば、、、
という所から物件探しを開始しました。
今回は、そんな私が実際に物件を見つけた方法について
お話ししたいと思います。
どんな接骨院にしたいか明確にする
店舗の場所によって、戦略や接骨院の雰囲気が変わってきます。
そのためには地域を絞る必要があるため、しっかりと自分の院の
ビジョンを確立させましょう。
まず、接骨院のターゲットを明確にします。
私の場合は
・働いている女性(30~50代)
・金銭的にも時間にも余裕がある
・ボディワーク(ヨガやピラティス)をしている
以上のような人をターゲットと設定しました。
そして、接骨院の雰囲気について
・しっかり一人ひとりと向き合う
・日常から離れられる空間
・心身の悩みを解消できる場所
にすることを目標としていました。
この条件で、23区の内だいたい3区に絞りました。
駅で限定してしまうと予算にあった店舗が見つからない
と思ったので、まずはこのくらいで不動産サイトを
使って探し始めました。
店舗にするかマンションの1室にするか
接骨院の開業には施設基準があるので
最低限その基準は満たす必要があります。
・専用の施術室6.6㎡
・待合室3.3㎡
・換気用窓:施術室面積の1/7以上
その他の詳細は自治体によって違うので管轄の保健所へお問合せください。
以上を満たしていれば店舗でもマンションの1室でも
接骨院の開業は可能です。
「個別性」を大切にしたいと思っていたので
店舗もマンションの1室も両方選択肢に加えていました。
協力をお願いした不動産仲介業者
1人目
まず1人目は、「フリーの不動産仲介」をやっている
という先輩のお友達。
エリア関係なくお仕事されている方で
広範囲の物件探しに対応していただけました。
普段は住居用の物件探しをメインで行っている方
だったので、提案はマンションの1室が多く
物件自体がなかなか出てこないため
希望から外れていても、とりあえず提案をして
いただいてました。
2人目
2人目は、接骨院開業コンサル会社の不動産部門の方。
この方は、レセコン会社の担当者に紹介していただきました。
LINEでのやり取りメインで私が伝えた希望に沿った物件を
選りすぐって連絡してくださる方でした。
不動産仲介業者を利用するメリット
物件探しが圧倒的に楽
当たり前の話ですが、これが1番です。
希望にあった物件が全くと言っていいほど
でてきません。
もちろん、予算が無限にあれば物件も
いくらでもでてきます。
しかし、限られた予算の中で自分のイメージと合う物件
は本当に出てきません。
しかも、店舗利用可の物件なのかを
1件1件管理会社に自分で確認するのは大変です。
仲介業者にお願いしておけば、この辺の問い合わせは
事前に済ませた上で提案をしていただけます。
諸費用や条件のやり取りを任せられる
東京だけかもしれませんが、
物件探しは圧倒的な売り手市場です。
家賃や費用の交渉は素人には厳しい戦いとなります。
また、接骨院を開設するにあたって内装等の工事が
必要になりますが、そういった連絡もお願いできます。
実際に契約した物件の初期費用の内
保証金10か月が一番重かったのですが、
ここを8か月にしてもらいました。(これでもつらい)
物件を決定するまでの期間
物件を探し始めてから見つけるまで
3か月ほどかかりました。内見した物件は15件ほど。
2人目の接骨院コンサルティング会社の方に
提案していただいた物件に決めました。
内見から意思決定までは5日間しかありません。
5日間というのも、ちょうどGW前に無理やり内見の
予定を入れてもらい、休み明けには次の内見する方が
控えており、決定をかなり急かされました。
初期費用の支払いは15日以内と決定からは
かなりスピーディーに進んでいきました。
物件探しのまとめ
・絶対に仲介業者を利用した方がいい
・接骨院のイメージは仲介業者にも共有する
・見つからなくて当然くらいのマインドで
・売り手市場なので費用や条件の交渉に期待しない
接骨院の開業で一番大変なのが
物件探しになると思います。
しかし、物件が決まっていないと
お金も借りられない可能性が高いです。
物件探しにはタイミングと運も関わってくるので
見つからなくても焦らず
妥協できるポイントと
妥協しないポイントを整理して
いい物件が出てきたときに即決できる
準備をしておきましょう!
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